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16・8万人、通勤客ら混乱 京阪、地下鉄、JR 人身事故など相次ぐ(産経新聞)

 10日朝、大阪府内の京阪本線や大阪市営地下鉄千日前線、JR阪和線で人身事故やトラブルが相次ぎ、それぞれ一時運転を見合わせてダイヤが混乱。朝の通勤帯と重なり、延べ約16万8千人に影響した。

 午前7時半ごろ、守口市の京阪守口市駅で、ホームから線路上に飛び降りてうずくまっていた寝屋川市の男性会社員(50)が、淀屋橋発出町柳行き上り特急電車にはねられ、全身を強く打ってまもなく死亡した。京阪電鉄によると上下計7本が運休、210本が最大50分遅れとなり、約12万人に影響した。

 一方、午前8時20分ごろには、大阪市東成区の市営地下鉄千日前線今里駅構内で、南巽発野田阪神行き上り電車(4両編成)が線路上にいた大阪市西区に住む男性会社員(54)と接触。男性は2両目と壁のすき間(幅約30センチ)に入り込んで全身を打撲、約30分後に救急隊員に救出されて病院に運ばれた。同線は約1時間にわたり運転を見合わせ、上下計14本が最大64分遅れとなり、約2万3千人に影響した。

 なんば駅(大阪市中央区)では、復旧までの見込みなどについて駅員と話し込んだり、路線図を眺める通勤客らの姿が多く見られた。同市福島区に向かう予定だった大阪府松原市の女性(50)は「御堂筋線から千日前線に乗り換えようとしたところで、電車が止まっているのを知った。仕方ないので別ルートでJR線を使って目的地に行きます」とため息をついた。

 また午前6時35分ごろ、大阪府貝塚市のJR阪和線東岸和田-東貝塚間で、踏切の遮断棒が折れているのを快速電車の運転士が発見。上下計18本が運休、26本が最大19分遅れとなり、約2万5千人に影響した。9日には大阪、奈良両府県のJR関西、阪和両線の計3カ所で遮断棒が折れているのが見つかっている。

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